中古車の販売台数と動向

2014年の中古車の売り上げ台数は、東日本大震災があった2011年よりも少ない約375万台で過去最低のになりました。2004年頃までは500万台以上の売り上げがあったの比べると、大きく売り上げが落ち込んでいる理由は何なのでしょう。理由の一つは、消費税が8%に上がり新車の売り上げが落ち込んでいることが背景にあると考えられています。新車の販売台数はそのまま中古車の販売台数に直結しているからです。

もう一つの理由は、新車の使用年数の長期化です。バブル時代のように3年毎に乗り換えるという人は少なくなり、5年、10年と長く乗り続ける人が増えています。経済的な問題が背景にあるのと同時に、クルマの耐久性は上がり、短いスパンでの買い替えの必要を感じなくなってきているということも考えられます。中古車販売業界全体での売上は約5000円億円弱でここ10年推移しています。

国内での販売が落ち込む中で、海外に販路を見出したり、買取店と販売店が連携するなど、業界再編など動きも出てきています。また、これまで中古車販売は地元への販売が主でしたが、インターネットの普及により全国規模で販売する業者も増えてきています。その結果、全国規模での他店との競争が激化する形にもなってきていますが、第三者機関の評価を提示したり、詳細な写真をアップしたりするなど工夫しながら販売を展開しています。消費者にとっても、全国規模での販売競争の激化は、価格競争が起こり安く購入できる機会が増えています。